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京扇子に息づく、ものとの付き合い方を伝える

金彩扇子は、京都で京扇子の箔押しを受け継ぐ、米原箔押加工所の仕事から生まれた扇子ブランドです。

日本の伝統に惹かれるとき、その形や技法とともに、背景にあるものの見方にも触れたい。私たちは、そうした期待があると考えています。

一方、制作の現場で受け継いできた箔の表現も、柄や色味として紹介するだけでは、その背景まで十分に届けられないことがあります。

変わる素材の中に美しさを見いだすこと。すべてを描ききらず、見る人が感じ取る余地を残すこと。受け継がれた表現に息づく、こうしたものや時間との付き合い方を、扇子と、その背景を伝える言葉で届けています。

銀の硫化から生まれる焼箔の表情を生かした「燻」。箔の光と余白に、自分の記憶や感情を重ねられる「箔図」。

日常で扇子を開き、光や素材の表情に触れる。その体験を入口に、この土地で培われてきた感覚を、今の暮らしへつないでいきます。
https://kinsaisensu.com

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伝統工芸士 米原康人