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京扇子 燻 #0 短地 布ケースセット 7寸5分

JPY19,800(USD125.60)

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【銀が持つ、時間の奥行きを表現する】

「燻 0」は、変化する前の銀箔と、硫化によって黒く変化した箔の粉を用いた京扇子です。

銀は硫黄分と反応することで少しずつ色を変え、やがて黒へと近づいていきます。

その始まりにある銀と、行き着く先の黒。

異なる時間の姿を一つの扇面に取り入れることで、銀という素材が持つ変化の幅を、そのまま意匠として生かしています。

銀と黒による無彩色の仕上がりは、どこか無機質で現代的な印象を持ちながら、扇子を形づくる竹の自然な質感や、時間とともに変化していく素材の性質とも重なります。

無機質なものと有機的なもの。現代的な佇まいと、古くから受け継がれてきた素材や技法。

異なる要素を一つの扇子の中に共存させることで、過去と現在が自然につながるような表情を目指しました。

銀の始まりと行き着く先を、一つの扇面に重ねた一本です。

【短地の仕立て】

「短地」は、扇面の紙の部分を浅くし、竹の扇骨を広く見せる形です。

無彩色の扇面に、唐木骨の色味と放射状に並ぶ竹の線を合わせています。銀と黒の表情に竹の自然な質感が加わり、素材の取り合わせを楽しめます。

【京扇子としてのものづくり】

箔押しには、膠を用いる伝統技法を受け継いでいます。箔を押した紙に折り目をつけ、扇子へと仕立てていく、その後の工程にも適した方法です。

扇子の仕立ては、京都の老舗・宮脇賣扇庵によるものです。扇骨、折り、附けと、それぞれの職人の仕事を重ね、一本の京扇子へと仕上げています。

【布ケース付き】

持ち運びにお使いいただける布製の扇子ケースを合わせています。

【素材・サイズ】

扇面 和紙、焼箔、銀箔、両面加工
   
扇骨 唐木骨

高さ 約22.5cm(7寸5分)×幅 約41.5cm

【素材の表情について】

焼箔には、一枚ごとの色合いや質感の違いがあります。一つひとつ手作業で制作しているため、写真とまったく同じ表情にはなりません。素材と手仕事による違いとしてお楽しみください。

金属箔の性質上、光の当たり方や見る角度によって、色の見え方が異なります。

焼箔は、制作時に硫化によって色を引き出したものを使用しています。銀の性質上、ご使用・保管の環境によっては、さらに色が変わる場合があります。

【長くお使いいただくために】

使わない季節には、扇子を閉じ、付属の輪状の紙「セメ」をかけて箱に保管してください。竹と紙でできた扇子の形を整えて保つために、箱とセメも一緒に残しておくことをおすすめします。

ご不明な点は、ご購入前にお問い合わせください。

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